2008.06.03 Tue 21:05
さて、と修学旅行前にもう一つだけ更新しておきます。
それは、前にうちが風牙亭で投稿していた作品、『黒の騎士と金の魔法使い』です。
本当は予約投稿にして明日の朝にするつもりでしたが、めんどくさいので・・・(え
今回のは、前回投稿したのを、改定したものです。
それでは、追記からどうぞ
「ふぁ・・・・よく寝た・・・・・」
ここに、ある男がいる。この男、歳は22。
今は早稲田大学の教育学部にいる大学生だ。ただしコミケとかに行くオタクでもある。
少しそういうところが惜しいのだがそれを皆に隠している隠れオタなので周りからの評判も悪くはない、いやむしろいいほうであろう。
こいつは起きてから少し周りを見やる。そしてこう呟いた
「はぁ・・・・いつもの俺の部屋か。」
と、そしてその言葉はそのまま続いた。
「なんで相変わらず二次元へはいけないんだろうな?」
と。
(side俺)
俺の名前は赤木太一。
どこにでもいる普通の大学生。
ただ少し頭がよくってただ少し人よりマンガが好きなだけだ。
あとは、人としては絶対にかなえられない夢を持ってるだけ。
それは一部の人種が必ず願うこと。
でもかなえられないのはわかってる以上落胆するだけの夢だ。もう判った奴もいるだろうな。
そう俺の夢はマンガの世界、二次元へ行くことだ。
もちろん、誰かに言ったりはしない。
いや、一部の同種な人種には言ったことあったか・・・・とりあえず、俺はそういう人間だった。
「・・・・う〜・・・・なんかマンガあったか・・・・? まぁいいや、『ネギま!』を読むか・・・」
一瞬ハ○テとの二択を考えたが、今一番はまっているネギま!を読むことにした。
「――――ネギまの世界に入って魔法を使えるようになりたい・・・いや気でもいいか。」
とまぁいつも通りそんなことを考える。
普通、このくらいの年になると入れない、と諦めるものだけどよ?
別にこれは切実願いだから叶えたい・・・・とは言わないんだ。
ただ、ずっとこの夢を見続けていたかったんだ。
―――だからこそ、俺はこの後起きたことに興奮した。だけど、このときはまだそんなことがおこるなんて知る由もなかったんだ―――
ピンポーン
そこにチャイムが鳴る。
そうだ・・・今日はあいつがうちに来るんだった!
「はいはい!」
とりあえず俺はドアを開ける。
そこに立っていたのは金髪で青い目で日本人には到底見えないやつ。当然外人だ。
金髪は長めで上のほうで括っていた。見た目は歳相応の大学生。
だが、顔を見るだけだと中性的で髪も長いため女の人・・・のようだが実際は男だ。
ちなみに俺は、初対面のときに女の人と間違えた。顔からしても、名前からしても間違えそうだからな・・・・
あっそうそう、こいつの名前はフィレス、フィレス=トリスプル。
フィレスは俺の親友にして俺の最大の理解者だ。
「Good morning♪まだ寝てたのか?」
「あぁ。さっき起きたよ。着替えた方がいいか?」
「ん〜一応着替えといたらどうかな?」
「わかった」
こいつは女の子みたいな顔でフィレス、という男の名前にも使えるが某小説にでてきたあの女性の名前だ。なので女に間違われることが多い。
だからこそ、そういわれるのが嫌いらしい―――俺が間違えたときには殴られた―――まぁ俺でも間違われちゃ怒るな・・・
俺もよく間違われることがあるからわかる。だが女に間違われるわけではないからな、その気持ちは微妙に違うのかもしれない。
「なんだ。ネギま!を読んでたんじゃないか。」
「つっても少ししか見てないよ。」
「ふ〜ん・・・・あっ涼○ハルヒの○鬱ある?」
「えっとたしか・・・・あった。ほらよ。」
「thank you♪」
えっといい忘れていたが・・・こいつは俺と同類。オタクだ。
まぁ俺らの中でのオタクはマンガ、アニメ、ゲーム好きの野郎のことだ。
美少女が好きだ、美少年が好きだ何だ言ってる奴はヲタク、ということに俺ら二人の中ではなっている。
だけどまぁ、別にコミケに行くのは問題ない。
俺の場合はマンガが目当てなだけだったし。
それと、こいつとの初対面のときの話にはじつはまだ続きがあって・・・・殴られたあとあいつは
『そういう風に言わないで欲しい。たしかに名を聞いて灼眼の○ャナの○飄フィレスを想像したのかもしれないが・・・・僕は男だ・・・・』
といったんだ。
まぁその瞬間にこいつは同類だな、と思った。
あ?なぜって?いやいや、そのときはフィレスの出番なんてなかった・・・というかXI巻発売からほとんど経ってなかったのにフィレスのことを知ってたからよ・・・ちゃんと読んでるんだな・・・と。
外国人なのにな。
おっと、話がそれたな。というわけで、だ。俺はきちんと着替えてからそのままネギま!を読むことにした。
そして・・・・それから少し経った後・・・・
「ん?」
俺は何か悪寒を感じた。妙なことが起こる前兆のような、そんな悪寒だった。
「どうしたのさ?」
「いや・・・・なんでもない。」
俺は気にせずにネギま!を読む―――いや読もうとした。
しかし読もうしたその瞬間に辺りが真っ暗になったのだ。
「なんだよ・・・・・これ・・・・・」
そして、その真っ暗な中、目の前にあるのは―――扉。大きな扉だった。
「どっかで見たことあるような扉だな。門番ピ○ロか?」
俺はその扉を見ての感想を率直に述べる。
「それじゃぁこれをくぐればメルヘ○ンに行けるわけ?」
冗談で言ったのだが・・・まぁちゃんと返答があったのはわるくないな・・・・
「いやいや、それにしちゃあピエロみたいなのはいないが・・・・まぁいっか。俺らは異世界を信じている。なら通っても問題はないだろ?」
「くぐるかい?」
「当然。」
そう聞かれたら頷くしかないだろ?念願の夢が叶うチャンスかもしれないんだからな。
「そういうとおもったよ。」
「―――――さて鬼が出るか蛇が出るか・・・・」
俺は意を決した。さらに俺はベットの下にある旅たちバックを取る。この中には生活に必要最低限な物が入ってる。
いやはやこういうときのために用意しといた甲斐が有ったよ。
まぁこういう場合じゃなくても地震のときに使ったと思うが・・・・
「行くぞ・・・」
俺は横を見る。そこには少し冷や汗をかいているのだが笑ってる俺の親友がいて・・・
「OK」
と答えていた。
そして俺たちはその扉をこじ開け――――――くぐったんだ――――
「――――ん?」
扉をくぐって後、次に目を開けたときに目の前にあったのは―――――――大きな樹だった。
一瞬、寝ていたのかと思ったが立っていたし、なおかつ寝起きのような頭が回らない状態ではなかった。
だからこそ頭をまわすことにした。この状況についての―――だ
とりあえず横を見る。横にはフィレスがいた。俺と同じようにまわりを見回している。
とりあえず見てみての感想はメル○ブン・・・じゃようだ。
視力よくなってないみたいだし、雰囲気もそんな感じじゃないな。
「ここはどこだと思う?フィレス。」
「たしかに、僕らの世界とは変わらなさそうだね。でもこの大木は・・・まさか―――」
今、フィレスは何かを言った。だがその声は・・・・
「××××――――!!」
この世のものとは思えないような異形の声でかき消された―――
(Side 僕)
「なんだ・・・・今の声・・・まさか・・・鬼?」
僕は辺りを見回す。周りはそれなりに暗いのだが僕の探していた目標物は簡単に見つかった。
その辺りは何かが光を反射し輝いていたからだった。
「どういう・・・ことだ・・・?ここは・・・どこなんだ!?なぁフィレス・・・」
「多分・・・・ここは・・・・」
僕は今立てた結論から答えを導き出す。
一度つばを飲み込んでから太一の質問に答えた。
「多分、夢は叶ったってこと!ここは・・・・麻帆良学園・・・魔法先生ネギま!の世界だよ!」
「え!?麻帆良だと?」
「しかも対戦中だね・・・・あそこにいるのは―――ところどころが光ってるって事は・・・刀使いがいる」
僕は一度息を整え、さらに言葉を続ける。
「つまり刀子先生――上手くいけば刹那がいる!」
「本当か・・・?というかネギま!の世界ならここでなら魔法が使えるかもしれないのか?」
一瞬、突飛な質問に対して何を―――と思ったけど・・・・たしかにここなら
「杖も知識もないからなんともいえないけど・・・使えるんじゃないかな?」
「なるほど・・・でもよ?さっきの話しだと、今鬼との戦闘中って事じゃないのか?なら、ここ危なくないか?」
「え?」
思考が止まる―――そして再び動き出すその間、わずか3秒、そしてその間に―――
「××××××!!」
僕たちは死にかける状態に陥ったのだ。
(side 刹那)
「くっ・・・・数が・・・多いなっ!」
私は襲い掛かってきた敵を夕凪で一閃、なぎ払った。
今日はいつもと比べると数が多い・・・と思う。
いつも数なんて気にしてはいないが、今日は確実にいつもより時間はかかってるし、一斉に襲い掛かってくることが多かった。
「龍宮の方も・・・・てこずっているだろう・・・なっ!」
って、人のことを心配している場合ではないだろうな。怪我はほとんどしていないとはいえ、相手は多い。
気を抜いているといつ斬られるかわかったものではない。
「神鳴流奥義、斬岩剣!」
「××××××××!!!」
つくづく思うが・・・うるさいな。
鬼なんて思考が無ければただの獣と変わりはしない。
こんなやつらばかりだということは召還した術士はたいしたことなさそうだ。すぐに魔法先生に見つかるだろう・・・
「それまでに片付けておくか・・・神鳴流奥義・・・百烈桜崋斬!」
周りの敵はほとんどが傷つき還っていく。
この調子なら早く終わりそう―――そう思ったときだった。
「うわぁぁぁぁぁ!!」
遠くから人の叫び声が聞こえたのは。
(side 俺)
「うわぁぁぁぁぁ!!」
「フィレス!」
目の前には異形のものがいた。
皮膚は硬く、ところどころがとんがっており、目は赤く、視線はとても鋭い。
なおかつ腕には刀を持ち口に生える歯は人間には有り得ないほどとんがっていた。
こんだけの要素があれば手だれた達人であろうと一瞬は驚くであろう。しかもフィレスは素人、驚きは半端なかった。
え?俺?俺は―――――素人ではないからな。
「でりゃぁぁぁぁぁい!」
俺は旅たちバックの中から小型のナイフを取り出し、鬼に向かっていった。これだけでは無茶に聞こえるだろう。だが俺は・・・・
「格闘一家の意地だぁぁぁ!!」
そう、俺の家は格闘家が揃っている文字通り格闘一家なのだ。
父は空手の道場の先生。
母は剣道で全国大会に出場したらしい。
兄は空手に加え、少林寺拳法までマスターしていた。
そんな家族だったからこそ俺は格闘技をみっちり叩き込まれた。
習った格闘技は5つほどだが、一応すべて県大会には行ける(らしい)し、最も強い空手なら、関東大会に出たこともある。
まっ・・・こんな家族だったからこそ教師になることを反対されたし、漫画もあまり読ませてくれなかった。
隠れて読んでいたんだがな・・・・
おっと閑話休題だ。
そして・・・その一撃の結果は・・・というと―――ほとんど効いていなかった。
「なっ・・・ガードしたのか!?」
「××××?×××!!」
「何いってるのかわかんねぇんだよ!」
俺は再び攻撃を加える。たがこれも腕でガードされる。
「××××!」
そいつが何を言ったのかはわからない。
でもなにやらバカにされたような気分だった。
「ちっくしょう!!!」
俺にもっと力があれば・・・・と思う。そう願う。
仕方ないから息を整える。父に言われたことを思い出す。
確か、気持ちを落ち着かせ、体の力を一箇所に集中するようにだったか。
父のことはあまり信じていないんだが復習し、応用する。
その結果は・・・奇跡が起こった。
「おりゃぁぁぁ!」
次に加えた一撃は鬼の硬い皮膚にのめりこみ、鬼に傷を負わしたのだ。
その時はなぜかいつもより体に力がみなぎっていた。
「やっ・・・」
やったと、そう言おうとした。
しかしその言葉は鬼の腕によって阻まれた。
「がはっ・・・・」
腕は腹にのめりこみ、肺から空気が押し出された。
よく食べたものを出さなかったな・・・と思う。
それほどその一撃の威力は凄かった。
「××××××!!」
「キレるのが・・・早いんだよ・・・短気・・・だな・・・・」
俺はその場で、悪態つくのが精一杯だった。
そして、鬼は手を振り上げ・・・・終わった、と俺は思い目を瞑った。
死ぬ直前だから走馬灯でも流れるかと思ったが、そんなことは無い。ただの闇があっただけだった。
「――――――!」
後ろでフィレスが何か叫んでるな・・・まったく、お前は戦えないんだから・・・逃げてくれ。お前だけでも・・・・・生き延びてくれ。
ただし、少し待っても痛みは襲ってこなかった。
むりやり重い瞼を上げると、そこにいたのはどこかで見たことのある、一人の少女だった。
そして、俺は少女を見ながら意識を手放した。
<<続く>>
あとがき
今回のこれは風牙亭投稿作品を改定したものです。
プロローグと一話の半分と二話の半分をまぜこぜにしたかんじです。
裏話からすると、この作品は短編として公開するはずだったものを、長編にしてみました。
うちとしては、このお二人結構気に入っています。
さてさて、この二人が来ることによって、麻帆良は・・・ネギま!の世界はどう変わるんでしょうか?
というわけで、こんなうちの作品に感想をしてやろうじゃないか!という人は、ぜひコメントを入れてください。
次の話が、いつ公開になるかはわかりません。まぁなるべく早く公開するつもりです!気長にお待ちください!多分、感想とかくだされば・・・少しは公開が早まるかもしれませんよ?(え
それでは・・・・修学旅行のために寝させていただきます!
それは、前にうちが風牙亭で投稿していた作品、『黒の騎士と金の魔法使い』です。
本当は予約投稿にして明日の朝にするつもりでしたが、めんどくさいので・・・(え
今回のは、前回投稿したのを、改定したものです。
それでは、追記からどうぞ
「ふぁ・・・・よく寝た・・・・・」
ここに、ある男がいる。この男、歳は22。
今は早稲田大学の教育学部にいる大学生だ。ただしコミケとかに行くオタクでもある。
少しそういうところが惜しいのだがそれを皆に隠している隠れオタなので周りからの評判も悪くはない、いやむしろいいほうであろう。
こいつは起きてから少し周りを見やる。そしてこう呟いた
「はぁ・・・・いつもの俺の部屋か。」
と、そしてその言葉はそのまま続いた。
「なんで相変わらず二次元へはいけないんだろうな?」
と。
(side俺)
俺の名前は赤木太一。
どこにでもいる普通の大学生。
ただ少し頭がよくってただ少し人よりマンガが好きなだけだ。
あとは、人としては絶対にかなえられない夢を持ってるだけ。
それは一部の人種が必ず願うこと。
でもかなえられないのはわかってる以上落胆するだけの夢だ。もう判った奴もいるだろうな。
そう俺の夢はマンガの世界、二次元へ行くことだ。
もちろん、誰かに言ったりはしない。
いや、一部の同種な人種には言ったことあったか・・・・とりあえず、俺はそういう人間だった。
「・・・・う〜・・・・なんかマンガあったか・・・・? まぁいいや、『ネギま!』を読むか・・・」
一瞬ハ○テとの二択を考えたが、今一番はまっているネギま!を読むことにした。
「――――ネギまの世界に入って魔法を使えるようになりたい・・・いや気でもいいか。」
とまぁいつも通りそんなことを考える。
普通、このくらいの年になると入れない、と諦めるものだけどよ?
別にこれは切実願いだから叶えたい・・・・とは言わないんだ。
ただ、ずっとこの夢を見続けていたかったんだ。
―――だからこそ、俺はこの後起きたことに興奮した。だけど、このときはまだそんなことがおこるなんて知る由もなかったんだ―――
ピンポーン
そこにチャイムが鳴る。
そうだ・・・今日はあいつがうちに来るんだった!
「はいはい!」
とりあえず俺はドアを開ける。
そこに立っていたのは金髪で青い目で日本人には到底見えないやつ。当然外人だ。
金髪は長めで上のほうで括っていた。見た目は歳相応の大学生。
だが、顔を見るだけだと中性的で髪も長いため女の人・・・のようだが実際は男だ。
ちなみに俺は、初対面のときに女の人と間違えた。顔からしても、名前からしても間違えそうだからな・・・・
あっそうそう、こいつの名前はフィレス、フィレス=トリスプル。
フィレスは俺の親友にして俺の最大の理解者だ。
「Good morning♪まだ寝てたのか?」
「あぁ。さっき起きたよ。着替えた方がいいか?」
「ん〜一応着替えといたらどうかな?」
「わかった」
こいつは女の子みたいな顔でフィレス、という男の名前にも使えるが某小説にでてきたあの女性の名前だ。なので女に間違われることが多い。
だからこそ、そういわれるのが嫌いらしい―――俺が間違えたときには殴られた―――まぁ俺でも間違われちゃ怒るな・・・
俺もよく間違われることがあるからわかる。だが女に間違われるわけではないからな、その気持ちは微妙に違うのかもしれない。
「なんだ。ネギま!を読んでたんじゃないか。」
「つっても少ししか見てないよ。」
「ふ〜ん・・・・あっ涼○ハルヒの○鬱ある?」
「えっとたしか・・・・あった。ほらよ。」
「thank you♪」
えっといい忘れていたが・・・こいつは俺と同類。オタクだ。
まぁ俺らの中でのオタクはマンガ、アニメ、ゲーム好きの野郎のことだ。
美少女が好きだ、美少年が好きだ何だ言ってる奴はヲタク、ということに俺ら二人の中ではなっている。
だけどまぁ、別にコミケに行くのは問題ない。
俺の場合はマンガが目当てなだけだったし。
それと、こいつとの初対面のときの話にはじつはまだ続きがあって・・・・殴られたあとあいつは
『そういう風に言わないで欲しい。たしかに名を聞いて灼眼の○ャナの○飄フィレスを想像したのかもしれないが・・・・僕は男だ・・・・』
といったんだ。
まぁその瞬間にこいつは同類だな、と思った。
あ?なぜって?いやいや、そのときはフィレスの出番なんてなかった・・・というかXI巻発売からほとんど経ってなかったのにフィレスのことを知ってたからよ・・・ちゃんと読んでるんだな・・・と。
外国人なのにな。
おっと、話がそれたな。というわけで、だ。俺はきちんと着替えてからそのままネギま!を読むことにした。
そして・・・・それから少し経った後・・・・
「ん?」
俺は何か悪寒を感じた。妙なことが起こる前兆のような、そんな悪寒だった。
「どうしたのさ?」
「いや・・・・なんでもない。」
俺は気にせずにネギま!を読む―――いや読もうとした。
しかし読もうしたその瞬間に辺りが真っ暗になったのだ。
「なんだよ・・・・・これ・・・・・」
そして、その真っ暗な中、目の前にあるのは―――扉。大きな扉だった。
「どっかで見たことあるような扉だな。門番ピ○ロか?」
俺はその扉を見ての感想を率直に述べる。
「それじゃぁこれをくぐればメルヘ○ンに行けるわけ?」
冗談で言ったのだが・・・まぁちゃんと返答があったのはわるくないな・・・・
「いやいや、それにしちゃあピエロみたいなのはいないが・・・・まぁいっか。俺らは異世界を信じている。なら通っても問題はないだろ?」
「くぐるかい?」
「当然。」
そう聞かれたら頷くしかないだろ?念願の夢が叶うチャンスかもしれないんだからな。
「そういうとおもったよ。」
「―――――さて鬼が出るか蛇が出るか・・・・」
俺は意を決した。さらに俺はベットの下にある旅たちバックを取る。この中には生活に必要最低限な物が入ってる。
いやはやこういうときのために用意しといた甲斐が有ったよ。
まぁこういう場合じゃなくても地震のときに使ったと思うが・・・・
「行くぞ・・・」
俺は横を見る。そこには少し冷や汗をかいているのだが笑ってる俺の親友がいて・・・
「OK」
と答えていた。
そして俺たちはその扉をこじ開け――――――くぐったんだ――――
「――――ん?」
扉をくぐって後、次に目を開けたときに目の前にあったのは―――――――大きな樹だった。
一瞬、寝ていたのかと思ったが立っていたし、なおかつ寝起きのような頭が回らない状態ではなかった。
だからこそ頭をまわすことにした。この状況についての―――だ
とりあえず横を見る。横にはフィレスがいた。俺と同じようにまわりを見回している。
とりあえず見てみての感想はメル○ブン・・・じゃようだ。
視力よくなってないみたいだし、雰囲気もそんな感じじゃないな。
「ここはどこだと思う?フィレス。」
「たしかに、僕らの世界とは変わらなさそうだね。でもこの大木は・・・まさか―――」
今、フィレスは何かを言った。だがその声は・・・・
「××××――――!!」
この世のものとは思えないような異形の声でかき消された―――
(Side 僕)
「なんだ・・・・今の声・・・まさか・・・鬼?」
僕は辺りを見回す。周りはそれなりに暗いのだが僕の探していた目標物は簡単に見つかった。
その辺りは何かが光を反射し輝いていたからだった。
「どういう・・・ことだ・・・?ここは・・・どこなんだ!?なぁフィレス・・・」
「多分・・・・ここは・・・・」
僕は今立てた結論から答えを導き出す。
一度つばを飲み込んでから太一の質問に答えた。
「多分、夢は叶ったってこと!ここは・・・・麻帆良学園・・・魔法先生ネギま!の世界だよ!」
「え!?麻帆良だと?」
「しかも対戦中だね・・・・あそこにいるのは―――ところどころが光ってるって事は・・・刀使いがいる」
僕は一度息を整え、さらに言葉を続ける。
「つまり刀子先生――上手くいけば刹那がいる!」
「本当か・・・?というかネギま!の世界ならここでなら魔法が使えるかもしれないのか?」
一瞬、突飛な質問に対して何を―――と思ったけど・・・・たしかにここなら
「杖も知識もないからなんともいえないけど・・・使えるんじゃないかな?」
「なるほど・・・でもよ?さっきの話しだと、今鬼との戦闘中って事じゃないのか?なら、ここ危なくないか?」
「え?」
思考が止まる―――そして再び動き出すその間、わずか3秒、そしてその間に―――
「××××××!!」
僕たちは死にかける状態に陥ったのだ。
(side 刹那)
「くっ・・・・数が・・・多いなっ!」
私は襲い掛かってきた敵を夕凪で一閃、なぎ払った。
今日はいつもと比べると数が多い・・・と思う。
いつも数なんて気にしてはいないが、今日は確実にいつもより時間はかかってるし、一斉に襲い掛かってくることが多かった。
「龍宮の方も・・・・てこずっているだろう・・・なっ!」
って、人のことを心配している場合ではないだろうな。怪我はほとんどしていないとはいえ、相手は多い。
気を抜いているといつ斬られるかわかったものではない。
「神鳴流奥義、斬岩剣!」
「××××××××!!!」
つくづく思うが・・・うるさいな。
鬼なんて思考が無ければただの獣と変わりはしない。
こんなやつらばかりだということは召還した術士はたいしたことなさそうだ。すぐに魔法先生に見つかるだろう・・・
「それまでに片付けておくか・・・神鳴流奥義・・・百烈桜崋斬!」
周りの敵はほとんどが傷つき還っていく。
この調子なら早く終わりそう―――そう思ったときだった。
「うわぁぁぁぁぁ!!」
遠くから人の叫び声が聞こえたのは。
(side 俺)
「うわぁぁぁぁぁ!!」
「フィレス!」
目の前には異形のものがいた。
皮膚は硬く、ところどころがとんがっており、目は赤く、視線はとても鋭い。
なおかつ腕には刀を持ち口に生える歯は人間には有り得ないほどとんがっていた。
こんだけの要素があれば手だれた達人であろうと一瞬は驚くであろう。しかもフィレスは素人、驚きは半端なかった。
え?俺?俺は―――――素人ではないからな。
「でりゃぁぁぁぁぁい!」
俺は旅たちバックの中から小型のナイフを取り出し、鬼に向かっていった。これだけでは無茶に聞こえるだろう。だが俺は・・・・
「格闘一家の意地だぁぁぁ!!」
そう、俺の家は格闘家が揃っている文字通り格闘一家なのだ。
父は空手の道場の先生。
母は剣道で全国大会に出場したらしい。
兄は空手に加え、少林寺拳法までマスターしていた。
そんな家族だったからこそ俺は格闘技をみっちり叩き込まれた。
習った格闘技は5つほどだが、一応すべて県大会には行ける(らしい)し、最も強い空手なら、関東大会に出たこともある。
まっ・・・こんな家族だったからこそ教師になることを反対されたし、漫画もあまり読ませてくれなかった。
隠れて読んでいたんだがな・・・・
おっと閑話休題だ。
そして・・・その一撃の結果は・・・というと―――ほとんど効いていなかった。
「なっ・・・ガードしたのか!?」
「××××?×××!!」
「何いってるのかわかんねぇんだよ!」
俺は再び攻撃を加える。たがこれも腕でガードされる。
「××××!」
そいつが何を言ったのかはわからない。
でもなにやらバカにされたような気分だった。
「ちっくしょう!!!」
俺にもっと力があれば・・・・と思う。そう願う。
仕方ないから息を整える。父に言われたことを思い出す。
確か、気持ちを落ち着かせ、体の力を一箇所に集中するようにだったか。
父のことはあまり信じていないんだが復習し、応用する。
その結果は・・・奇跡が起こった。
「おりゃぁぁぁ!」
次に加えた一撃は鬼の硬い皮膚にのめりこみ、鬼に傷を負わしたのだ。
その時はなぜかいつもより体に力がみなぎっていた。
「やっ・・・」
やったと、そう言おうとした。
しかしその言葉は鬼の腕によって阻まれた。
「がはっ・・・・」
腕は腹にのめりこみ、肺から空気が押し出された。
よく食べたものを出さなかったな・・・と思う。
それほどその一撃の威力は凄かった。
「××××××!!」
「キレるのが・・・早いんだよ・・・短気・・・だな・・・・」
俺はその場で、悪態つくのが精一杯だった。
そして、鬼は手を振り上げ・・・・終わった、と俺は思い目を瞑った。
死ぬ直前だから走馬灯でも流れるかと思ったが、そんなことは無い。ただの闇があっただけだった。
「――――――!」
後ろでフィレスが何か叫んでるな・・・まったく、お前は戦えないんだから・・・逃げてくれ。お前だけでも・・・・・生き延びてくれ。
ただし、少し待っても痛みは襲ってこなかった。
むりやり重い瞼を上げると、そこにいたのはどこかで見たことのある、一人の少女だった。
そして、俺は少女を見ながら意識を手放した。
<<続く>>
あとがき
今回のこれは風牙亭投稿作品を改定したものです。
プロローグと一話の半分と二話の半分をまぜこぜにしたかんじです。
裏話からすると、この作品は短編として公開するはずだったものを、長編にしてみました。
うちとしては、このお二人結構気に入っています。
さてさて、この二人が来ることによって、麻帆良は・・・ネギま!の世界はどう変わるんでしょうか?
というわけで、こんなうちの作品に感想をしてやろうじゃないか!という人は、ぜひコメントを入れてください。
次の話が、いつ公開になるかはわかりません。まぁなるべく早く公開するつもりです!気長にお待ちください!多分、感想とかくだされば・・・少しは公開が早まるかもしれませんよ?(え
それでは・・・・修学旅行のために寝させていただきます!



